作業療法士のブログ

家事能力向上委員会@男の料理教室

こんにちは~♪作業療法士でーす。

 

本日は『男の料理教室』を開催しました!!

 

メニューは…

「三種の神器 親子丼」

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「奇跡のカレーうどん」

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「簡単本格ボロネーゼ」

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の3種類です。。。

 

今回は『男の料理』ということで非常に簡単に、しかも手早く出来る料理を準備しました。

 

これらは私が学生時代に、安くて・眠っている材料を生かし・飽きないような料理が出来ないものかと貧乏生活をしていた中から生まれたメニューです。

 

その中でも優秀なものがこの3っつ!!!

 

と言っても他のものはあまりにもひどくて紹介できません(笑)

 

レシピは…

親子丼

材料は…めんつゆ・玉ねぎ・卵・鶏肉(この太字が三種の神器なんです。これがあれば、煮かつ丼・開花丼・他人丼・卵丼などなどいろんなどんぶり料理ができちゃうんです♪)

鶏肉の代わりにカツを使えばかつ丼に早変わりするのもうれしいところです♪

 

メインの味付けはめんつゆのみ!!このお手軽さが良いですよね!!

 

あとは材料を切って…めんつゆで煮て…卵を溶きいれれば…完成です。ねっ!簡単でしょ!?

 

奇跡のカレーうどん

材料は…レトルトカレー・めんつゆ・冷凍うどん・生クリーム

 

これまた奇跡的に簡単な料理。

レトルトカレーを水とめんつゆで割って…煮立たせて出来上がり。

冷凍うどんはレンジでチン♪器に盛ったら出来上がりです。

 

そしてここからが~更なる奇跡!!生クリーム投入!!!

なんとこの生クリームを投入すると古〇屋風のうどんになるんです。後はお好みで天ぷらを載せたり、辛味を増したり自分好みの調理にもアレンジが簡単です。

 

本格!?簡単ボロネーゼ

材料は…パスタ・ミートソース(レトルト・缶詰でOK)・ひき肉・粉チーズ

 

パスタを茹でている間に~フライパンにひき肉とソースを入れて炒めます。

パスタを表示のゆで時間-1分で鍋からあけて、あとはフライパンで少しの茹で汁と共に炒め和えるだけ!

こんなに簡単にボロネーゼ風のパスタが出来上がり。

 

親子丼以外は、まな板を一切汚しませんし、全てのレシピが10分ほどで出来上がります♪

 

参加していただいたメンバーさんからは「美味しい!!」「家でも作ってみます。」「料理は苦手だけど、これなら簡単に作れそう♪」などの感想をいただきました。

 

みなさんの食生活にひとつでも新しいレシピが加わることを祈って…

 

とても簡単ですので、皆さんもぜひ試してみてください。

 

それでは!!

【精神科】【心療内科】【内科】【デイケア】小澤こころのクリニック 

特別プログラム@書初め

こんにちは~♪

 

今日は特別プログラム「書初め」のご紹介!!

 

デイケアでは、数か月毎に外部講師をお招きした特別プログラムを実施しています。

 

本日は我々デイケアスタッフとも関係の深い『青空の会』から坂本先生に来ていただきました~♪

 

坂本先生は青空の会の代表を務めていて、かつご自分でも書道教室を開かれている方です。

 

本日は楷書はもちろん、行書、草書、遊書まで教えていただく事が出来ました。

 

ユーザーからも「また教えてほしい」「改めて書道の大切さを実感した」「また機会があったら参加したい」などなど、とても前向きな感想が多く聞かれました。

 

そしてスタッフも懸命に書き上げた作品がこちら↓↓↓

 

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向かって左側の作品が習字経験のある看護師の作品。右側が私作業療法士の作品です。

 

このように、基礎のしっかりした楷書から少し崩した作風や、私の作品のような徹底的に遊んだ遊書まで指導していただきました。

 

これからも、小筆やペン習字などのご指導もいただけるとの事ですので、第2弾3弾と継続していきたいと考えています。

 

坂本先生、本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。

 

それでは!!

 

 

 

 

 

【精神科】【心療内科】【内科】【デイケア】小澤こころのクリニック 

THE SOLOIST 「路上のソリスト」を見ました。

こんにちは~♪

 

今日はタイトルの映画を見ましたので、ちょっとご紹介。

 

この映画は2008年に公開しているので、若干!?大幅!?に遅れての鑑賞です。

 

実は先日、製薬会社の方からご紹介いただきまして、この映画を知ることになりました。

 

ストーリーとしては…

 

ロサンゼルス・タイムズ紙にて、コラム「西の視点(ポインツ・ウエスト)」を連載している記者スティーヴ・ロペス(ロバート・ダウニー・Jr)。ある日彼は、路上で弦が2本しかないヴァイオリンを弾くナサニエル・エアーズジェイミー・フォックスと出会う。ナサニエルはジュリアード音楽院に在籍したことがあるチェロ演奏者だが、現在はホームレスになっていた。そんな彼に興味を覚えたロペスは、彼の生い立ちを記事に連載する。しばらくして、ナサニエルに同情した読者から、彼宛てにチェロが届く。ロペスはそれを餌にナサニエルを「更生」させようとする。(ウィキペディアから抜粋させていただきました。)

 

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この作品は実話に基づき、統合失調症を疑わせる路上生活者が、主人公として描かれていました。しかし、作品の中では決して統合失調症と断定されません。その中で、地域での支援を行うスタッフが放ったセリフが印象に残りました。

 

「診断なんて役に立たない。必要ないのは彼を病人扱いする人間だ。」

 

もちろん精神科医療では、正しい診断や告知、適切な薬物療法は疾患の治療には欠かせない要素です。

しかし、この作品の主人公「ナサニエル」は、コラムニスト「ロペス」との友好的関係が様々な問題に解決をもたらしていると感じさせます。

 

人とのつながり友情愛情共感肯定理解など様々な要素がナサニエルの価値観を尊重したうえで、より健康的な生活へと導く事が出来たように思います。

 

また、我々支援者にとっても、自らの支援を見直す良い機会になるのではないかと考えさせられもしました。今さらですが、我々の支援対象は「診断名」ではなく、あくまでも「そのひと個人」であり、必要な支援は「病人扱い」することではなく「友人・パートナーとして同じ方向を見据える」ことだと思います。

 

その他にも、ナサニエルとロペスが出会った2005年において、アメリカの脱入院化にともなう影響・名残…急激な路上生活者の増加により劣悪な環境に追い込まれたであろう社会的背景なども描かれており、とても学ぶことの多い作品でした。ぜひ、クリニックのスタッフとも共有したいと思います!!

 

アメリカの脱入院と(これには、戦争の影響が多く)現在の日本の退院促進は全てをなぞらえる事は出来ませんが、地域での物理的・人的サービスが充実し、精神疾患を患いながらも地域で自分らしい生活を獲得する方が増えることを願います。

 

この作品をご紹介いただきましたHさま。この場をお借りしてお礼申し上げます。

 

それでは!!

【精神科】【心療内科】【内科】【デイケア】小澤こころのクリニック