スタッフのブログ

OKCファーム最後の日…

こんにちは!!

 

実はOKCファームが今年いっぱいをもって終了となります。

OKCファームって何!?

と思う方が多いかもしれません。

 

実はクリニックの駐車場に併設されている土地をお借りして、畑を営んでおりました。

 

 

綺麗に整地して、畝つくり。

この作業は開院間もないころで、院長も一緒にやりました。

女性スタッフの農作業姿もアップしたかったのですが、たぶん怒られると思い、割愛させていただきます(笑)

 

 

こちらはジャガイモですね♪

 

 

元利用者さんが看板を作ってく来てくれました!!

 

 

うちのPSW一押し!?のスイカ。

実は収穫と芽かきだけで、世話はほとんど作業療法士が担っていました(笑)

 

 

定番の夏野菜もたくさん作りました♪

 

 

これはトウモロコシ?いやウコンだったかな?

 

思い起こせばたくさんの野菜に触れる機会となりました。

炎天下の作業、寒空の下の片付けなど、ほとんど作業療法士がひとりでやるわけですよ。

 

何?みんなでやればいいって?

 

もちろん作業として実践したこともたくさんあります。

ただ、それ以外の細かい作業があるんですよ、畑には。

 

ってことで、この度OKCファームが終了するにあたって片づけも私が行いました。

 

 

先週の土曜日からちょこちょこと片づけを進めてきました。

なんと、この時期にトマトが!!!

やはり気温のせいでしょうか?

 

そんな驚きに触れつつ…

 

 

いらないものを撤去して~

草を刈り~

更地に戻すと~

 

こんな感じになりました。

 

さっきも言いましたが、細かい(面倒な)作業の多くを私が担っていました。

暑い・寒い・時間がないと大変だったのですが、これが終わりになるかと思うと少しさみしい様な…

 

始まりがあれば終わりがあるのは当たり前の事なんですけどね。

 

それでは。

【精神科】【心療内科】【内科】【デイケア】小澤こころのクリニック 

ヴァンフォーレふれあいサッカー教室

こんにちは!!

 

OKCの作業療法士です!!

 

先日山梨大学医学部グラウンドをお借りして、今回で8回目を数える、ヴァンフォーレふれあいサッカー教室が開催されました。

こちらのグラウンドは、ヴァンフォーレ甲府のプロ選手が利用している、天然芝のグラウンドです。

 

とても良い状態の芝で、寝転ぶと、とても気持ちの良い感触です。

もちろん、サッカーをするのにも最高の環境です。

 

 

 

 

たくさんの子供たちと共に、青空とはいきませんでしたが、澄んだ空気を吸いながらボールを追いかけました。

 

サッカー教室の進行は、平井パンとやまちゃん!!

 

お二人は普段からサッカースクールや普及活動を行っている経験から、子供たちの状態に合わせてその場で様々なプログラムを展開してくれました。流石です!!!

 

集団としてのまとまり、サッカーのルールを通してのお友達との交流、ゲームで大人に勝つ経験…

 

とても良い雰囲気の中、たくさんの経験を積む事が出来たと思います。

そこにひげトマトが盛り上げてくれるので、時間いっぱい笑いが絶えませんでした♪

 

来年も継続して実施していくイベントです。

また来年もたくさんのお友達に会えることを楽しみにしています♪

 

ヴァンフォーレスポーツクラブのツィッターでも紹介されています。

ご覧ください。

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ヴァンフォーレふれあいカップご報告

こんにちは!!作業療法士です!!!

 

さて、本日は先日行われましたヴァンフォーレふれあいカップのご報告を差し上げたいと思います。

 

最初に結果報告をさせていただきますが、なんと準優勝!!

まずまずの結果である反面、王座奪還できずに残念な気持ちもあります。

 

実は優勝を争ったFCイグナルさんとは『勝ち点』14と同点だったのです。

ですが次の勝敗を決めるための条件である『得失点差』で差をつけられてしまい、優勝を逃してしまいました…

 

FCイグナルさんとの試合では、序盤から2点リードを奪ったものの、若干の安堵感の隙を突かれてあっという間に同点に追いつかれてしまい、更なる追加点を得てもすぐに追いつかれるという展開となりました。

 

結果は同点となりましたが、実力的には勝てていなかったと思います。

 

さて、みなさん『勝ち点』とか『得失点差』と言う言葉はご存知ですか?

 

この言葉は、フットボールのリーグ戦における順位の優劣をつける際に用いる言葉です。

 

勝ち点と言うのは勝利の際に+3、引き分けの際には+1、負けの際には0点と決まっています。

得失点差と言うのは、各チームの得点と失点を計算したものになります。

Jリーグでも、「得失点差で降格圏に落ちた」などと耳にすることがあると思います。

そんな時には、上記のような点数計算が影響しているんですね♪

 

ソーシャルフットボールの領域でもしっかりと勝敗をつけるために、このルールが適用されています。

 

去る11月10.11日に行われた「第1回ソーシャルフットボール地域選抜選手権」においても、予選リーグでもこのルールが適用されています。というより、常識になっているルールなんですね♪

 

全国規模の大会にコーチとして関わらせていただいたり、山梨県の大会に他県からのチームに参加してもらうと、本当にいろんな形のチームが存在することがわかります。

 

ソーシャルフットボールの歴史はまだ浅く、様々な要素が影響する領域だと思います。

基本的には、精神疾患や精神障害をお持ちの方が対象となる事だけは間違いありません。

 

これは私の私見ですが、本当の意味でのノーマライゼーションを促進するためには、倫理的配慮はあることを前提として、精神疾患であろうが、支援者であろうが、疾病の有無に関わらずピッチに立ち、平等に勝敗を決めていくことが重要であると思っています。

 

FIFAで紹介されている記事『Football Therapy tackles schizophrenia 』にはこう記されています。

“A football team is a social group, each individual has a role, everyone has a social place; rules and relationships are all-important. So when an isolated and excluded person joins a team, it teaches them to live in, and with, the larger community. That’s why it is important that doctors play with the patients, so there is no division between the supposedly normal and the abnormal.”

フットボールチームというのは社会的集団であり、個々の役割を誰もが持ち合わせている、すべてのルールや関係性が重要視されている場所です。孤立し、社会から切り離されていた人物がチームに参加する場合は、そのチームやより大きなコミュニティに所属する為のルールを習います。そういう理由からDrが患者と共にプレイすることが重要になり、そこにノーマル・アブノーマルの区別はありません。

 

当院の活動でもDr・OT・PSWなどが共に活動し、プレイします。

共に汗をかき、疲れ、ボディコンタクトし、ゴールを決める。

我々はこういった活動を共有することで、その後の治療関係がよりスムーズになる事を経験しています。

 

これからも各地でソーシャルフットボールが盛んになる事が予想されます。

(今回は初めて新潟県からの参加をいただきました!!)

これからもたくさんのチームと出会い、お互いに学びあい、将来的には精神科医療の中核の一躍を担う『フットボール療法』になっていくことを期待しています。

 

こちらは、今回の参加者で撮った集合写真になります。

 

 

全7チーム(順不同・敬称略)の皆様

FCイグナル

アトムズ甲府

ヴァルカン甲府

CORVO

東京YMCA医療福祉専門学校

(こちらは毎年、精神科作業療法概論と言う授業でフットボール療法の実践をお話しさせてもらっています。)

個人参加MIX

アレグラッソ甲州

本大会へのご参加、誠にありがとうございました。また、大会運営にご協力いただいた作業療法士、県内の学生さん達、そしてその卒業生達、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

 

実は昨年まで関わってくれていた学生さんが、県外に就職したにもかかわらず、この大会の為に山梨まで足を運んでくれました。

この活動が楽しくてしょうがないとの事♪

とてもうれしく思いました。

 

それでは!!

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