デイケアは精神の不調、障害を持つ方のリハビリテーションの場です。様々な活動を通して、生活リズムを整えたり、社会で生活する上で必要な生活技能や対人コミュニケーションを身につけ、仕事に必要な集中力や体力を増進することで、利用者様が望む生活を目指します。当院のデイケアでは“あなたの「働きたい!」を応援します”をテーマとして、就業を個別に支援し、就労・リワーク支援の関係機関との連携を図りながら、デイケアスタッフが実際に就労の場に出向き支援をしています。
医師・作業療法士・精神保健福祉士・看護師・臨床心理士などの専門職がデイケアでの支援に関わります。
月・火・水・金 | デイケア【9:15〜15:15】 ショートケア【9:15〜12:15または12:15〜15:15】 |
---|---|
木 | ショートケア【9:15〜12:15】※午後はお休みです。 |
デイケアでは様々な活動を実施しています。詳しくはプログラム紹介をご覧ください。
■仕事に就きたいけれども、まだ自信がない。■現在休職中で、復職に向けての準備をしたい。
■日中寝ていることが多く、生活リズムを整えたい。■困ったことがあっても、相談できる場所がない。
■コミュニケーションが苦手で、人付き合いが上手になりたい。
これらのような悩みを持っている方がご利用になれます。
診察時、医師に相談していただくか、直接デイケアにご連絡下さい。
※ただし、当院で治療を受けている方を対象としています。他院通院中の方は、医療機関の変更が必要となりますので、まずは現在の主治医とよくご相談ください。
デイケア、ショートケアは保険診療となる為、医療費がかかります。自立支援医療など各種制度を利用することにより、自己負担が軽減されますので、詳しくはデイケアまでお問い合わせください。
●ミーティング:利用者様主体で意見を出し合う時間を定期的に設け有意義なデイケアを作り上げていきます。利用者様からの要望を出来るだけ多く取り入れた活動を実施していきたいと考えています。
●個別活動:各自が定めた目標や目的に沿って個別の活動をしています。パソコンの練習、手芸などの手先を使う作業、読書や塗り絵などの作業、その他農作業や体力作りなど、内容は様々です。
●ひらめき倶楽部:週明け月曜日の午前中に無理なく健康的な活動に向かうことで、調子が整いやすくなります。その週の生活リズムを安定させるために、週末の振り返りやなぞなぞ、博士クイズなどを行います。
●脳トレ:パソコンやトランプなどを用いて様々な課題に取り組みます。記憶力・集中力などを養うため、認知機能のトレーニングを行っています。
●午後の紅茶:午後の時間にゆっくりとお茶を飲みながらコミュニケーションの練習を行います。人前で話すことに緊張感がある・話し出すタイミングがわからないなど苦手意識を持っている方も、コミュニケーションは技術なので、積極的に練習することで上手になっていきます。
●社会・心理教育:病気や薬・各種制度などについて学び、より良い生活の獲得を目指していきます。服薬や栄養学についてなどの専門的な内容やビジネスマナーなどの社会的な内容と幅広い内容で実施しています。
●運動サークル:当院のデイケアは運動に適した環境が整っています。卓球は室内で、フットサルは専用グラウンドで実施します。フットサルにおいては、県内医療機関のチームと定期的に交流戦を行っています。
●まっする同好会:デイケア室内もしくは、近隣のトレーニングジムにて筋力トレーニングを行います。体力づくりを行い、心身ともに元気になることを目指します。また、デイケア室内の多目的スペースでは、女性限定のヨガを実施しています。いずれも筋力・体力に自信のない方でも気軽に参加していただける内容になっています。
●趣味の時間:切り絵や折り紙などの創作活動や団扇や羽子板作りなど季節の行事を取り入れた活動、その他習字や絵手紙、DVD鑑賞などあらゆる活動を行っています。スタッフの趣味を紹介したり、特別プログラムとして講師をお招きすることもあります。様々な活動に取り組むことが、生活のヒントや新しい余暇活動につながる発見を得られる機会となっています。
●家事能力向上委員会:月1回開催し、自宅で実践出来ることを目標に行っています。料理や掃除などの家事についての知識を学び、実習を行います。