就労支援研修会

こんにちは。

先日「一般社団法 人山梨県作業療法士会 地域リハビリテーション委員会 就労支援グループ」主催の就労支援研修会に講師としてお招きいただき、精神障がいをお持ちの方の就労支援についてお話をさせていただました。

私を含め、身体障害領域・発達障害領域・高次脳機能障害領域で活躍されている作業療法士の方々と肩を並べて発表させていただきました。それぞれの領域で意識していることは共通しており、ご本人様の望む生活のためにわれわれ作業療法士が何をすべきなのかを試行錯誤されているようでした。

普段の支援の中で感じることは「働くことは病の治療やリハビリテーションに大きく影響する」ということです。「働くことはストレスになる」と思われがちですが「働けないことのほうがストレス」になります。

また、「働く」と一言で言っても様々な意味合いを含んでいると思います。ある人は生活の糧を得るため、ある人は自己有能感を得るため、またある人は一つの作品を極めるために…などなど人それぞれの想いがあります。対象となる方の働きたい理由に耳を傾け、その方の人生にとって意味ある就業生活を実現できるよう作業療法士としてデイケアでの支援に力を注いで行こうと改めて想うことができた研修会でした。

今回主催して頂いた就労支援グループの方々ありがとうございました。また、受講生として参加して頂いた方々お疲れ様でした。これからも対象の方々の望む生活を実現するために切磋琢磨していけたら幸いです。

それでは!またお会いしましょう。

【精神科】【心療内科】【内科】【デイケア】小澤こころのクリニック 

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