新潟の学会に行ってきました

こんにちは。梅雨空の中、紫陽花の綺麗な時期になりました。
先日はクリニックをお休みにして、新潟の朱鷺メッセで行われた第115回日本精神神経学会に参加してきました。この学会は精神科医にとっては最大かつ必須の学会です。精神科専門医という資格を維持するために研修が義務づけられているからです。ですから全国から3日間で延べ8000人もの精神科医が新潟に集まり、新潟駅もそれらしい人たちばかりでした(^^;)。
いくつか、興味を持ったところを紹介してみます。
マインドフルネスは最近注目されていますが、「反すう思考」に焦点が当たっていました。うつ病の方は繰り返し同じ思考(過去のネガティブな出来事)を頭の中に繰り返してしまい、その結果として脳内のデフォルトモードネットワークが活性化して脳の不調をきたすという事でした。ですから、マインドフルネス等にで反すう思考をコントロールすることで症状の改善が期待できるそうです。
慢性疼痛も大きなテーマとなっていました。疼痛=痛み は整形外科?と思われがちですが、「痛みは頭の中で起きている」が今や常識となっていて、痛みに対する考え方や行動が大切であると言っていました。
最後にオープンダイアログです。フィンランドで始まった治療で、グループで語る事によって症状を改善できるというものす。この治療では、お薬も不要になることがあるそうです。今回はそのオープンダイアログと「べてるの家」の当事者研究との協働についてでした。どちらも当事者の語りと傾聴を重視する立場であり、精神医療の歓迎すべき原点回帰です。
学んだ事を明日から活かして、皆さまにより良い診療を提供できるよう努力します。
ではまた。

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